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この刀は鎬造、庵棟、身幅広く、重ね尋常、反りやや浅目につき、切っ先は中切先となっています。堂々たる刀姿であると思います。鍛えは板目肌が良く摘んで、地沸が微塵について、映り立ち抜群の鍛えになっていると思います。
刃紋は焼幅が広く、高低差のある華やかな丁子刃を焼き、足や葉が盛んに入り、匂深く、小沸つき、金筋、砂流しかかり、
刃中が明るく冴えています。
帽子は直ぐごころに先少し掃き掛けて返っています。華やかさを極めた福岡一文字の大傑作名刀であると思います。
佐藤寒山の鞘書があり同派中優之一と評しています。
美術倶楽部鑑定部の鑑定折紙が付属しています。発行者の清水不濁は昭和を通じて書画、刀剣の鑑定家として知られた人物で
書籍なども著述しています。
長さ：68.5cm,反り：1.2cm
元幅:29.8cm,元重：6mm
先幅:20.8cm,先重：5.3mm,
刀身のみの重量：665g 計測数値の誤差はご容赦下さい。
御注意：
いかなる理由でも入札の取り消しは致しませんので、慎重な入札をお願い致します。商品は現状でのお渡しとなります。
ご不明な点がありましたら必ず事前に御質問ください。落札後はクレームなし、返品なしでお願い致します。
骨董品ですのであまり神経質な方は入札をご遠慮下さい。
入札、落札された場合は、商品画像、商品説明、質問の回答にご納得頂き、取引条件にご同意頂いたものとさせて戴きます。
商品を受け取りましたら銃砲刀剣所持等取締法に基づき、その刀剣が登録されている都道府県教育委員会へ
「所有者変更届を２０日以内に郵送」して下さい。